アセビの花言葉は何?どんな由来があるの?
春の季節になって暖かくなりますと
アセビの花が開花する季節となりますね。
白いつぼ形の花が沢山付いておりますが、
葉や樹皮、花には毒が含まれています。
(ちなみに食べるのはとても危険ですので
間違っても食べないようにして下さい)
なのでこの花が動物や昆虫に食べられる
ということはほとんど無いので綺麗なままなんですね。
ところであなたはそんな強力な毒を持っている
アセビの花言葉は何か知りたいと思いませんか?
なのであなたの為にアセビの花言葉についてまとめてみました。
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アセビの花言葉はこの言葉だった!?
毒を持つ花として知られるアセビの花言葉は
意外にもこれらの言葉だったのです!!
犠牲
献身
清純な心
二人で旅をしよう
それぞれの言葉の意味はと言いますと、
犠牲:目的のためにかけがえのない物を失う事
献身:自分の身をささげて他人に尽くす事
清純な心:世の中の汚れに染まってない心
二人で旅をしよう:二人で旅をしようとすること
となりますね。
こうしてみますと、意外にも他人の為に
何かを捧げるという意味の「犠牲」、「献身」
といった花言葉が使われていますね。
更に、毒草であるにも関わらず、
「清純な心」というのも意外に思います。
これらの花言葉はどうして付けられたのでしょうか?
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アセビの花言葉の由来とは?
花言葉の由来には、基本的には何か
花にまつわる神話や伝説があるのですが、
アセビにも何か関連した神話や伝説がないか調べた所、
アセビの属名に使われている「Pieris(ピエリス)」という言葉は
ギリシャ神話に登場する音楽と文芸の女神達(9人姉妹)の事だと分かりました。
ピエリスは「ムーサ」と呼ばれる詩の女神とも同一視され、
以下のような伝承があります。
自分の歌に自身を持っているピエリス達は
先ほど同一視されている「ムーサ」に対して
どちらの歌が優れているか勝負を挑みました。
勝負を挑んだ結果、ピエリス達は負けてしまい、
罰としてカササギに姿を変えられてしまった。
という内容となっています。
この神話を見ていると、
どの花言葉と似つかわしく無いと思いますね。
ですが、何とアセビには英名に神話が関連してます。
その英名と言うのが・・・・・
「Japanese andromeda(ジャパニーズ・アンドロメダ)」です。
アンドロメダというのはどういう人物かというと、
アンドロメダはギリシャ神話に登場する王女でしたが、
彼女の母親が「アンドロメダは神々より美しい」と言ってしまい、
それを起こった神々によって鎖につながれてしまい、
化け鯨に食べられそうになっていました。
しかし、そこへ偶然通りかかったペルセウスに助けられて
彼の妻になりました。
という話になっています。
アセビの花言葉の由来をアンドロメダで関連づけると
「清純な心」というのはアンドロメダの心から来ていて、
「二人で旅をしよう」というのもペルセウスとアンドロメダの夫婦
から来ているように思えてきますね。
「犠牲」は鎖に繋がれて食べられそうになってるアンドロメダで、
「献身」というのはそのアンドロメダを守ったペルセウスの事に思えます。
そうこじつけてみると、結構納得がいきますね。
アセビの花言葉まとめ
アセビの花言葉は
犠牲
献身
清純な心
二人で旅をしよう
という言葉だと言うことが分かりましたね。
毒草であるにも関わらず、
とてもいい意味のある花言葉ですので、
春の季節を祝福してくれる花になりそうですね。
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