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柏餅と桜餅の違いって何?どっちが先に出来たの?

 5月になると食べれれる和菓子といえば柏餅です。

 

 ƒ柏餅のイラスト

 

 柏という葉っぱで包まれている和菓子ですが、
 柏餅と一見似ている和菓子を知っていますか?

 

 そう、その和菓子こそがあの有名な桜餅です。

 

 桜餅のイラスト

 

 柏餅も桜餅も葉っぱに包まれていて
 中に餡が入っている和菓子ですが、

 

 この2つはどう違うのでしょうか?
 柏餅と桜餅の違いをまとめてみました。



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 柏餅と桜餅の違いって何?

 

 柏餅と桜餅で一体どう違うのか
 比較をしてみました。

 

 

 葉っぱの違い

 

 柏餅と桜餅では当たり前ですが、
 使われている葉っぱが違っています。

 

 柏餅の方に使われている葉っぱは
 柏(カシワ)の葉が使われていますが、

 

 桜餅に使われている葉っぱには
 桜の葉が使われています。

 

 

 ちなみに柏餅に使われている葉は
 食べることは出来ませんが、

 

 桜餅に使われている葉の方は
 食べることが出来ます

 

 詳しいことは桜餅の葉は必要なのものなのか?
 をご参照下さい。

 

 

 生地の材料の違い

 

 柏餅と桜餅では
 生地に使われている材料に違いがあります。

 

 まず、柏餅の生地に使われているのは
 上新粉と呼ばれる粉です。

 

 上新粉というのは精白(米を磨いて白くする事)した
 うるち米(普段ご飯として食べてる米)を
 水洗いして乾燥させた後に少量の水を加えて粉にしたものです。

 

 柏餅以外には団子を作る材料として使われてます。

 

 

 

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 それに対して桜餅の生地に使われてる材料は
 関西風だと道明寺粉
 関東風だと小麦粉、白玉粉が使われてます。

 

 

 道明寺粉というのはもち米を水に浸して蒸した後、
 乾燥させて粉にした食品です。

 

 桜餅以外にはおはぎの素材として使われてます。

 

 

 このように柏餅と桜餅では
 生地に使われている素材が違うのです。

 

 

 

 柏餅と桜餅ではどちらが先に出来たの?

 

 似ているようで細かいところに違いがある
 柏餅と桜餅ですが、

 

 この2つはどちらが先に誕生したのでしょうか?

 

 

 柏餅が最初に出てきた時期

 

 柏餅が最初に歴史に登場したのは
 江戸時代の徳川9代目将軍家重~
 10代目将軍家治の頃です。

 

 家重が将軍になったのは1745年
 家治が将軍になったのが1760年ですから、

 

 1745~1760年の間の15年に柏餅が生まれました。

 

 

 桜餅は最初に出てきた時期

 

 次に桜餅が最初に歴史に登場した時期ですが、
  これには諸説があります。

 

 まず、江戸の長命寺の門番の山本新六が
 1717年に考案して長命寺の門の前で売っていたというものです。

 

 桜餅には関東風と関西風がありますが、
 関東風はここから生まれて別名長命寺風と呼ばれてます。

 

 しかし、1683年の京都の和菓子屋の桔梗屋に
 既に桜餅がメニューとして存在していたという説もあります。

 

 

 江戸と京都でどちらが先に桜餅が生まれたかは
  定かではありませんが、

 

 少なくとも桜餅の方が柏餅よりも先に誕生した
 という事は紛れもない事実です。

 

 

 ですから、桜餅の方が柏餅より歴史が古い
  と言うことになります。

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