丑の日にうなぎをなぜ食べる?由来は意外な理由だった!?
7月も終わりに近づいてきましたが、
そうなると土用丑の日も近づいてきます。
丑の日といえばなんと言っても
うなぎを食べる日ですから、
美味しいうなぎを食べて
暑さに負けない体力を付けていかないとです。
(ちなみにこの動画は2010年に作成された物で
今年(2014)の丑の日は7月29日ですので
お間違いがないよう注意して下さい)
ところでなんで丑の日には
うなぎを食べるのか?というのはご存じでしょうか?
その由来には意外な事実がありますので
丑の日にうなぎを食べる由来について
まとめておきました。
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丑の日にうなぎを食べる由来って何?
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丑の日にうなぎを食べる由来は
実は様々な説が存在していて、
その中で一番有名な説というのが
江戸時代の発明家である
平賀源内が発案したという説です。
その説によりますと、
江戸時代の夏の時期に平賀源内は
うなぎが売れなくて困ってるうなぎ屋さんから
「この夏の時期にうなぎが全く売れないんだけど
一体どうしたら売ることが出来るの?」
と相談を受けました。
その当時、丑の日には
「うの付く食べ物を食べて、夏の暑さに負けないようにしよう」
という風習がありました。
なので平賀源内はその風習にあやかり
「丑の日にはうなぎを食べよう!」
という貼り紙を店先に貼ることを提案しました。
うなぎ屋さんはその提案通りに貼り紙をはると、
なんと!多くの人がうなぎを食べに来たではありませんか!
この話を聞いた他のうなぎ屋達も一斉に真似して
今では丑の日にうなぎを食べるというのが定着した。
というのが一番有名な由来となります。
丑の日にうなぎを食べるその他の由来は?
丑の日にうなぎを食べる由来には
様々な説が存在しています。
なのでその他の丑の日に
うなぎを食べる由来にも触れてみます。
春木屋善兵衛説
春木屋善兵衛といううなぎ屋が
土用の日に大量にうなぎの注文を受けました。
土用は丑の日以外にも子の日、寅の日があり、
この3日間にうなぎの蒲焼きをつくって
土甕(どがめ)に入れて保存をしたところ、
丑の日に保存をしたうなぎだけが
悪い状態になっていなかった。
というのが説の1つとなります。
蜀山人説
江戸時代には大田南畝(おおたなんぽ)
という文芸家がいて、
蜀山人(しょくさんじん)と呼ばれてました。
大田南畝がある日、うなぎ屋から
「うなぎが売れなくて困ってるんだよ」
と相談を受けました。
そしたら大田南畝は
「丑の日にうなぎを食べると効果がある」
という短歌を作って宣伝をした
という説が存在しています。
丑=鰻二匹説
平仮名で丑を「うし」と
墨汁を使った筆で書いた字が
まるでうなぎが2匹いるように見えた
という説となります。
虚空蔵菩薩説
うなぎは虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
の使途だと言われており、
虚空蔵菩薩は丑年と寅年に生まれた人の
「守り本尊(その年に生まれた人を守る仏様)」
となっているのです。
それを丑年の人が丑の日と結びつけて
うなぎを丑の日に食べると宣伝をした
という説が存在ます。
丑の日にうなぎを食べる由来まとめ
丑の日にうなぎを食べる由来は
以上となります。
まさかここまで丑の日にうなぎを食べる説
が多いのは驚きでしたね。
しかも丑の日にうなぎを食べるよう考えた
という人が2人もいましたからね。
ちなみに平賀源内も大田南畝も
丑年の生まれではありません。
まぁどちらにしても丑の日にうなぎが食べれる
というのは良いことになりますので、
丑の日にうなぎをたくさん食べて
夏に負けない体力を付けていきましょう。
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