カンヒザクラとヒカンザクラって違う種類の桜なの?
カンヒザクラとヒカンザクラって
一体どんな違いがあるの?
沖縄などでは一足早く
カンヒザクラ(寒緋桜)
が花を咲かせています。
カンヒザクラは
桜の花の色が赤みを帯びているのが特徴的で
沖縄等の暖かい地域では
よく見られる桜となっています。
そんなカンヒザクラですが、
ヒカンザクラ(緋寒桜)とは何が違うのでしょうか?
なので今回は
カンヒザクラとヒカンザクラの違い
についてまとめてみました。
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カンヒザクラとヒカンザクラにはどんな違いがある?
まずカンヒザクラとヒカンザクラは
同じ桜か?それとも別の桜なのか?
という点については
同じ桜を指すのです。
どちらかと言えば
ヒカンザクラ
の方が正しい呼び名であり、
カンヒザクラ以外にも
・ガンジツザクラ(元日桜)
・タイワンザクラ(台湾桜)
・ヒザクラ(緋桜)
・サツマヒザクラ(薩摩緋桜)
という呼び名も持っています。
ちなみにガンジツザクラと言われているのは
旧暦の正月の時期(1月21日~2月20日)
に花を咲かせることが由来になってます。
とはいっても、
カンヒザクラは沖縄などの暖かい地域に
主に花を咲かせていることから、
その名前に反して
寒さには弱い花となっているのです。
私も正直カンヒザクラは
これまで見たことがありませんでしたので、
理由としては
とても納得がいくように思います。
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カンヒザクラとヒカンザクラという名前があるのはなぜ?
カンヒザクラとヒカンザクラは
同じ桜だということがわかりましたが、
それではなぜ
カンヒザクラなんていう別名が付けられたのでしょうか?
これについては
ヒカンザクラという名前だと
彼岸桜(ヒガンザクラ)と紛らわしい
という理由があるからです。
実際にヒカンザクラとヒガンザクラは
聞き間違えることが多かったですから、
混同しないようにヒカンザクラの方を
カンヒザクラ(寒緋桜)
という別名をつけたのです。
その甲斐もあってか
現在ではヒカンザクラよりもカンヒザクラの方が
検索をかけた時の検索数は多くなっています。
カンヒザクラとヒカンザクラの違いまとめ
カンヒザクラとヒカンザクラは
同じ桜なのですが、
彼岸桜と名前がややこしいから
カンヒザクラという名前がついたのでした。
割と世の中には
紛らわしい名前というのがありますので、
区別をするために新しい呼び名をつける
というのは結構あり得ることだと感じました。
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