ストレス解消法

秋の七草は粥に使われたりしないの?

秋の七草は
お粥に使用されることってあるの?

 

正月を過ぎたころになると
春の七草をお粥にした

七草粥

を食べられますね。

 

日本の風物詩と
言ってもいいイベントですが、

実は七草は春だけではなく

秋の七草

も存在していたとご存知でしょうか?

 

また、

秋の七草も
お粥として食べられるのでしょうか?

 

なので今回は

秋の七草

についての情報をまとめてみました。



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秋の七草にはどんな種類がある

まず秋の七草には
どんな種類が存在するのか?

というと、

 

以下の7つが
秋の七草として数えられています。

 

・萩(はぎ)

・ススキ

・葛(クズ)

・女郎花(おみなえし)

・藤袴(ふじばかま)

・桔梗(ききょう)

・撫子(なでしこ)

 

こうしてみると
結構個性的な顔ぶれです。

 

ちなみに、
これらの秋の七草は

春の七草と同様に
お粥として食べられているのか?

というと
決してそうではありません。

 

春の七草は
食用として食べる七草ですが、

 

秋の七草は

観賞用の七草

としての意味合いが強いです。

 

だからこそ、

秋には七草粥を食べる
という風習が存在してないわけです。

 

ちなみに、

なぜ上記の七草が
秋の七草としてあげられているのか?

につきましては、

 

万葉集で山上憶良が詠んだ歌である

「萩の花 尾花(ススキ) 葛花 なでしこの花
 おみなへし また藤袴 朝貌(キキョウ)の花」

 が由来となっているとされています。

 

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秋の七草は粥としては食べないけど実は?

秋の七草は
お粥として食べることはないですが、

実は食べようと思えば
食べることも可能だったりします。

 

 

上から順番に

 

・萩

新芽をお茶にすることができますし、
種子の粉をご飯に混ぜることもできます。

また根は
咳止め、去痰、胃の痛み、下痢の薬になります。

 

・スズキ

 葉を日干しにして煎ることでお茶にできるほか、
根には解熱や利尿作用があります。

 

・葛

根は食用である葛粉』の原料であり、
風邪薬で有名な葛根湯にも使います。

新芽や新葉は塩茹でした後に
和え物や油炒めにできますし、

花は塩茹でした後に和え物や天ぷらになります。

 

・女郎花

食用とすることもでき、
根は消炎、排膿作用があります。

 

・藤袴

 乾燥させた全草を健康茶にできるほか、
お風呂に入れるとかゆみをとれます。

 

・桔梗

桔梗の根はアク抜きして食用になります。

ただ毒性がある為
大量の摂取は危険となります。

 

・撫子

若葉を茹でて水にさらせば食用になります。

 

こうしてみると

意外と食用として
食べる事が出来るのだと感じます。

 

 

秋の七草はお粥にできるかまとめ

秋の七草は基本的に
観賞用となっていますので、

お粥にして食べることはありません。

 

ですが、

食べようと思えば食べられますし、
薬として利用されてきてもいますので、

一度お粥にして食べるのも
いいかもしれないですね。

 

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