金メダルの素材って実はこんなものが使われてた?
金メダルの素材って
実はこんなものが使われていたの?
今世間では
リオオリンピックが盛り上がりを見せてます。
オリンピックで注目すべきは
優勝の証である金メダルの獲得数であり、
現在(2016年8月14日10:00分)
日本が獲得してるメダルは
金メダル:7枚
銀メダル:3枚
銅メダル:14枚
となっています。
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金メダルの素材って何が使われているの?
そんな栄誉ある金メダルですが
素材は何でできているのかというと、
金メダルの素材は純金ではなく、
銀を主に使われて作られたメダルに
約6gの純金で金張りもしくはメッキを施されたものです。
ちなみに金メダルに使われてる素材の比率としては
銀:92.5%
銅:6.16%
金:1.34%
という割合になっており
金の部分は実際にはとても少ないのです。
まぁ実際のところ
金メダルの素材は純金ではないのだろう
とは思ってはいましたけど、
金が使われてる比率が
ここまで低いというのは驚きになります。
ちなみに
銀メダルや銅メダルに使われてる素材は
以下のようになっています。
銀メダルの素材
銀:93%
銅:7%
銅メダルの素材
銅:97%
亜鉛:2.5%
錫(すず):0.5%
こうしてみると
銀メダルも銅メダルも
素材が純度100%銀だったり銅だったり
するわけではないのだと感じます。
(ちなみに純度100%じゃないのは
メダルの強度を増やすためなのです。)
そして、
金メダルの素材は純金の金張り(メッキ)を除けば
銅メダルとほとんど変わらないのだと感じます。
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なぜ金メダルの素材は純金ではないのか?
実際には金メダルの素材には
銀が主に使われていたわけですが、
どうして金メダルの素材は純金じゃないか?
というと、
昔は金メダルの素材として
1912年のストックホルム夏季五輪までは
純金の金メダルが使われていました。
ですが、
どんどんオリンピックの種目数が増えて
メダルの生産量が追い付かなくなってしまいました。
メダルの生産数が増えれば
純金を素材に使ってメダルを作ることで
莫大な費用がかかることになります。
さらに言えば
開催する国によって
資金の差も出てきますので、
金メダルの素材をすべて純金にすると
メダルに質の差が出てきてしまったり
経済的に不利になったりします。
ですので、
開催国の負担を減らすために
金メダルに使われている素材は
銀:92.5%
銅:6.16%
金:1.34%
という比率になっているのです。
また、
その他に理由として
盗難や転売を防止するためという理由や、
純金は柔らかく傷つきやすい
というのも理由となっています。
金メダルの素材まとめ
金メダルの素材については以上です。
金メダルは以外にも
素材に純金は使われておらず、
純金が使われていないのにも
ちゃんと理由は存在していたのです。
まぁ実際に純金100%使って
金メダルを全種目作るというのは
とても負担がかかりそうですから仕方ないですね。
とはいえど、
金メダルは優勝したという栄誉の証ですから
純金でなくとも価値はあるものだと思います。
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