寒風摩擦と乾布摩擦ってどっちが正しい?
寒風摩擦と乾布摩擦はどちらが正しい?
寒風摩擦(かんぷうまさつ)
という言葉を
ネット上でみた事があると思います。
ですが同時に
「寒風摩擦って乾布摩擦じゃないの?」
とも思ったと思います。
果たして、
寒風摩擦と乾布摩擦は
どちらの方が正しいのでしょうか?
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寒風摩擦と乾布摩擦はどちらが正しい?
寒風摩擦と乾布摩擦では
どちらの方が正しいのかと言えば
乾布摩擦(かんぷまさつ)
が正しい方になっていて、
寒風摩擦は乾布摩擦の誤用
となっているのです。
乾布摩擦というのは文字通り
乾いた布で身体を直接こすることで
末梢からの皮膚への刺激が延髄を介して
迷走神経に影響を及ぼし、自律神経の働きを高める
とされています。
つまり、
乾布摩擦を行う事で
刺激して血行を良くしてくれるので、
体を暖かくしてくれる等の
健康にいいとされているのです。
そして、
「寒風」という言葉は
冬の寒い風
という意味が存在しています。
なので、
寒風摩擦という言葉を
そのまま使用してしまうと、
冬の寒い風で体をこする
という意味になってしまいます。
もし本当に
冬の寒い風で体をこすったりすれば
風邪をひくなどむしろ逆効果です。
なので、
寒風摩擦は体の健康のためにも
絶対にやらない方がいいでしょう。
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寒風摩擦と乾布摩擦が誤用された理由は?
乾布摩擦(かんぷまさつ)は割と
寒風摩擦(かんぷうまさつ)と誤用されます。
ですが、
なぜ寒風摩擦と誤用されるのでしょうか?
調べてみたところ
特にこれと言って明確な理由は出てきませんでしたので
自分なりの解釈を交えてみますと
乾布(かんぷ)と寒風(かんぷう)で
結構語感が似ていますので、
ごっちゃになってしまって
寒風となったと考えられます。
また、
乾布摩擦と言えば
寒い時期に行うイメージがありますので、
冬の寒い時期の風=寒風
がそのまま当てはまってしまい
寒風摩擦
という誤用がされるようになったのでしょう。
ちなみに、
乾布摩擦は冬の寒い時期に
乾いた布で体をこする
というイメージがありますが、
実際のところは
季節に関係なく行われるもの
となっています。
寒風摩擦と乾布摩擦で正しいのは?
寒風摩擦と乾布摩擦で
正しいのはどちらかと言えば
乾布摩擦
となっています。
乾布摩擦が寒い時期に行うもの
というイメージが先行してしまい
寒風摩擦
という言葉に変化したのだろうと
考える事が出来ます。
最近は
乾布摩擦をしている人は
ほとんどいなくなってしまいましたので、
乾布摩擦自体も
昔の習慣となってるのだと感じます。
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