チューリップの歌詞は2番以降もあった?
チューリップの歌詞は2番以降も存在していた?
春を代表する歌として
チューリップ
という曲が存在していますが、
そんなチューリップの歌詞には
2番以降も実は存在してたとご存知でしょうか?
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チューリップの歌詞は2番以降も存在してる?
チューリップといえば
「さいた さいた」
で始まる歌詞がとても有名な歌ですが、
それ以外の2番目以降の歌詞が存在するのかといえば
以下のような歌詞がこちらのサイトで掲載されてました。
私もチューリップの歌については
「さいた さいた」
で始まる歌詞しか聞いたことがなかったので
「ゆれる ゆれる」
で始まるチューリップの2番目の歌詞や
「かぜに ゆれる」
で始める3番目の歌詞があることを
調べてみて初めて知りました。
そしてチューリップの歌詞の
2番目以降の歌詞を見ていると
風に揺れてにこにこ笑っていたり、
ちょうちょが飛んでいたりと
春の陽気な雰囲気を
感じさせるような歌詞となってますね。
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チューリップの歌詞の2番目以降が知られてないのは?
それにしても
チューリップの2番目以降の歌詞は
知られていないような印象を感じますが、
調べてみたところだと
チューリップの歌詞につきましては
一般的によく知られている1番目の歌詞は
近藤宮子さん
という方が作詞されていて、
2番目以降の歌詞は
教育音楽協会
が作詞しているとされています。
そして、
このチューリップの作詞については
著作権をめぐる複雑な事情があったりします。
まずチューリップの歌が最初に発表されたのは
1932年(昭和7年)であり、
「エホンショウカ ナツノマキ(絵本唱歌 夏の巻)」
にて作詞者作曲者不詳で
日本教育音楽協会が初出しました。
当時の日本では
唱歌は国が作ったものだと強調するために
作詞者や作曲者を伏せるようになってたのです。
そしてその後、
日本音楽著作権協会が
無名の著作物に対して
作者が名乗りをあげるよう勧めたのですが、
作詞者の近藤宮子さんは
強制ではなかったので名乗り出ませんでした。
しかし1981年に著作権が切れるので
日本教育音楽協会は
元会長の小出浩平さんが
チューリップの作詞者であると発表しましたが、
近藤宮子さんが「ウソはよくない」と
1983年から裁判を起こして
1993年に勝訴したことによって、
近藤宮子さんが作詞者として認められました。
こういう事情があるのを考えると
チューリップの歌詞は近藤宮子さんが
1番目だけを考えて、
2番目以降は
教育音楽協会が作詞したもの
ということなのかもしれませんし、
現在では近藤宮子さんが
作詞者として認められてるからこそ、
2番目以降の歌詞は知られてないのかもしれません。
チューリップの歌詞まとめ
チューリップの歌詞については以上です。
よく知られているチューリップの歌にも
複雑な事情が絡んでいるものですね。
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