春分の日に彼岸を何故祝うのか?その関係は?
春分の日が近づいてきて、
彼岸の準備に入っているかと思います。
彼岸に入るとお墓参りをしたり、
お供え物をしたりと忙しくなりますね。
ところで何故春分の日に彼岸を祝うのでしょうか?
彼岸を祝うのに何故わざわざ春分の日
という時期を選ぶのでしょうか?
春分の日と彼岸の関係に付いて調べてまいりました。
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春分の日と彼岸はそれぞれどんな日なのか?
春分の日と彼岸がそれぞれどんな日なのか?
という所からまず説明します。
春分の日
春分の日はどんな日かというと、
昼と夜がほぼ同じ長さになる日ですね。
何で昼と夜が同じ長さになるかというと、
太陽が太陽の円状の通り道である黄道の
丁度0度になるところを春分点といいます。
そしてこの春分点を通過して春分となります。
ちなみに昼と夜がほぼ同じ長さになる日は
1年の内に2回あって、
春分の日と秋分の日がその日にあたります。
ちなみに春分の日には
太陽が真東から昇って真西に沈みます。
彼岸
彼岸は春分の日および秋分の日を
中日(1週間の真ん中の日)として、
その前後の3日を合わせた1週間を彼岸と呼びます。
彼岸は元々は「波羅密多(はらみった)」
から来ているとされており、
煩悩と迷いの世界である此岸(しがん)から
悟りの世界である彼岸(ひがん)へ到達するために、
六波羅蜜(ろくはらみつ)の修行をする事から来ているそうです。
ちなみに六波羅蜜というのは彼岸へ到達するための
6つの修行だと思って下さい。
(この6つの修行が春分の日の前後の
3日を合わせた6日のことですね)
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春分の日と彼岸に何の関係があるのか?
春分の日と彼岸がそれぞれどういう意味なのか
分かったとは思いますが、
何故わざわざ彼岸の中日を春分の日にするのでしょうか?
その理由については意外な事実があります。
まず、先ほど彼岸の由来は
此岸(迷い)から彼岸(悟り)へ到達する事が由来
と書いておきましたが、
彼岸というのは西の遙か彼方にあると言われています。
そして春分の日は
太陽が真東から昇って真西に沈む
と言うことを先ほど説明しましたね。
つまり、春分の日の太陽の動きが、
此岸(東)から彼岸(西)へ到達する
ということになぞられた事が
春分の日と彼岸を関連づける事になったのです。
春分の日と彼岸のまとめ
春分の日と彼岸の関係をまとめると、
春分の日
太陽が真東から真西へ沈む
彼岸
此岸(東)から彼岸(西)へと到達する
という事が関連づけられて、
春分の日を彼岸の中日とするわけですね。
彼岸を春分の日に祝うのには
ちゃんとした理由があったわけなのです。
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