ストレス解消法

さだまさしの償いは誰の為の歌なのか?歌詞の真意とは?

 さだまさしさんの名曲として知られ、
 実際の裁判でも取り上げられた事がある歌と言えば

 

 

 “償い”ですね。

 

 償いは交通事故の加害者の男性「ゆうちゃん」
 被害者の奥さんについて歌った歌で、
 私もこの歌を聴いていてとても心に響きました。

 

 

 しかし私は思うのですが、「償い」という歌を
 さだまさしさんは誰に一番聞いて欲しいのでしょうか?

 

 他人に対して何か被害を出してしまった人に対してなのか?
 それとも被害を受けてしまった人に対してなのでしょうか?

 

 

 「償い」の歌詞を見ながらさだまさしさんの真意を考えてみました。

 



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「償い」の歌詞の内容を確認してみましょう

 

 「償い」の歌詞の内容についてさらっと触れてみますと

 

 

 「ゆうちゃん」は交通事故を起こしてしまって
  被害者の男性は逝去してしまいました。

 

 その後「ゆうちゃん」は償いきれるはずはないけど
 せめてもと思って被害者の奥さんに毎月仕送りを送っていました。

 

 交通事故から数えて7年後に被害者の奥さんから

 

 「あなたの優しい気持ちは分かりましたから
 どうか仕送りは止めて下さい。

 

 あなたの文字を見るたびに主人を思い出して辛いのです。

 

 それよりもどうかあなた自身の人生を元に戻して欲しい」

 

 という内容の手紙が「ゆうちゃん」の元へ初めて届きました。

 

 それをみて「ゆうちゃん」は償い切れないと思ってた奥さんから
 初めて自分の元へ返事が来たことがありがたいと思った。

 

 

 

 という内容となっていますね。

 

 

 

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「償い」の歌詞について考察してみました

 

 

 ここから「償い」という歌は誰に向けて歌ったのか
 歌詞の考察を交えて語っていきます。

 

 

 「償い」は加害者側に向けたのか?

 

 交通事故を起こしてしまった「ゆうちゃん」は
 被害者の奥さんに毎月仕送りをして

 

 七年目にして初めて「仕送りをしなくていい」
 という返事を奥さんから貰えますね。

 

 「ゆうちゃん」が手紙の返事が来てありがたいと思った理由は
 「自分の思いが相手に通じたから」と思ったのか
 「自分が奥さんから許された」と思ったのか分かりませんが、

 

 少なくとも7年間被害者の奥さんに仕送りをしていた「ゆうちゃん」は
 奥さんの心を動かして「返事を書かせた」という事が分かりますね。

 

 

 つまり、「償い」が加害者に向けた歌だとすると
 相手に対して被害を出したとしても、誠意を相手に真剣に伝えれば
 それはあいてに対して届くと言うことを伝えたいのだと思います。

 

 「償い」は被害者にも向けているのか?

 

 今度は逆に被害者の奥さんの側から
 「償い」の歌詞を見てみましょう。

 

 

 被害者の奥さんは被害者を逝去させてしまった
 「ゆうちゃん」を許さないと言いましたね。

 

 そして7年間「ゆうちゃん」から仕送りがあったけど
 返事などは一切書かなかった事からも伺えますね。

 

 被害者の奥さんが7年後に「ゆうちゃん」へ
 返事の手紙を書いた時の思いを考えて見ますと、

 

 

 「どうか仕送りは止めて下さい。
 あなたの文字を見るたびに主人を思い出して辛いのです

 

 とあるように「ゆうちゃん」からの仕送りを見ていて
 辛い気持ちもあったのだとは思います。

 

 しかし「それよりもどうかあなた自身の人生を元に戻して欲しい
 と奥さんが書いているように、

 

 奥さんは「ゆうちゃん」を許したのでは?と思いますね。

 

 

 もし、「償い」が被害者にも向けられていたとすると、
 誠意を持って接してきた加害者を許してあげても良いんじゃないか?
 という事を伝えたいのかもしれないですね。

 

「償い」は誰に対する歌なのか?

 

 「償い」は結局誰のための歌なのかということですが、
 私としては加害者と被害者の両方に向けた歌だと思います。

 

 

 「償い」の歌詞の最後の方に
 「人間って哀しいね。だってみんな優しい」とあります。

 

 この優しいというのは

 

 「償い切れないけど被害者に誠意を見せ続けたゆうちゃん」と
 「そのゆうちゃんを最終的には許した奥さん

 

 の事について言っているのだなと思いますね。

 

 

 きだまさしさんはゆうちゃんと奥さんの優しさを
 被害者と加害者の両方に伝えたいのかなと思いますね。

 

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